森 正洋もり まさひろ
日本の陶磁器デザイナー。1927年佐賀県藤津郡塩田町(現・佐賀県嬉野市塩田町)出身。「日常の生活で使う器を考え、形を創り工場で生産することにより、多くの人々とともに共有し生活することに、デザインの喜びを感じる」というデザインポリシーにもとづき、戦後日本の生活を見つめた食器のデザインを、考え、作り続けたデザイナーである。生涯で110を超えるGマーク選定作品がある。1958年にデザインした<G型しょうゆさし>は、1961年にグッドデザイン賞(Gマーク選定)を受賞(G型しょうゆさし大/白磁・鉄砂、G型しょうゆさし小/白磁)、1977年には20周年記念ロングライフ賞を受賞し、以来今日まで生産販売が続くロングライフ製品である。2005年急逝。