Hirota Glass Japanese Glass Museum


開催中の企画展

あれ、あられ?
2024/3/9 土〜2024/8/31 土 (ツアー形式・予約制)

空から降ってくる小さな氷の粒を霰といいます。
そこから日本では、日常にある小さな丸いものを「あられ」と呼ぶようになりました。
雛あられ、着物の小紋柄、市松模様もそのひとつです。
しかし「小さな丸いもの」というのは、どこからどこまでを指すのでしょうか。
霰と雹、あられとおかきなど、「あられ」と「あられでないもの」を見比べながら、その境界線を見つめます。日本人のあやふやな、でもどこか温かみのある眼差しを感じとっていただくことができましたら幸いです。
展示協力:東あられ本舗 様
創業100余年、「老舗は常に新しい」を掲げ、日本の伝統的なあられ(米菓)の製造販売をしています。素材へこだわり、手作りの味を大切にし、北斎揚げなど様々な味と形のあられを提供されています。


開館日カレンダー


廣田硝子 和ガラス美術館について

明治32年創業、東京で最も歴史がある硝子メーカーの一つ、廣田硝子株式会社の所蔵品を展示するガラス美術館です。
1930年代頃より以降販売していた懐かしの製造品のほか、
会長 廣田達夫が自ら蒐集した和ガラスやヴィンテージガラスのほか、
成形金型などの製作器具、専門書などを展示しています。
人々の感性に訴えるガラスのぬくもりと、脈々と受け継がれてきた職人の技をぜひご覧ください。

収蔵品紹介

収蔵品紹介

廣田硝子は1899年の創業時からの和ガラスに関する資料を収集してきました。日本が歩んできたガラス食器の変遷が感じられる懐かしの製品をはじめ、ヴィンテージガラス、ガラス製造道具・資料・書籍などを所蔵しております。
廣田硝子の製造品は、開発当時の秘話やデザインの詳しい説明などをwebsiteの収蔵品アーカイブでも公開しておりますので、ぜひお楽しみください。

収蔵品紹介
収蔵品の「和ガラス」とは

収蔵品の「和ガラス」とは

和ガラスは、「なごみ」「おだやか」「のどか」といった意味を含む、日本人の美意識によって昇華した芸術品です。
日本では明治初期までジャッパン吹き(和吹き)による肉の薄いガラスが主流でしたが、明治維新後の文明開花のもと、ガラス職人たちは外国人技師から舶来吹き(洋吹き)の技術を学びました。
その後、職人たちの懸命な努力により、日本におけるガラス製作技術が発達し、ランプのホヤからコップ・ビール瓶・醤油差しに至るまで、さまざまな生活日常品がガラスで作られるようになります。
こうして、西洋の技術に日本の文化を取り入れた、職人たちのこだわりがつまった独自の「和ガラス」が誕生し、ガラスは人々の暮らしにより馴染み深いものとなったのです。

廣田硝子の歴史年表

廣田硝子の歴史年表

廣田硝子は1899年に東京で創業。東京で最も歴史のある硝子メーカーの一つです。 ガラス食器製造の近代化の歴史と共に歩んだ弊社のストーリーをご覧ください。

年表ダウンロード

美術館のご利用案内

開館日  隔週土曜(月2回程度)
開館時間 10:30から11:30、14:00から15:00(2回制)
入館料  1320円(税込)

※完全予約制です。1日2回制で1回の参加人数は4名までです
※ご予約とチケットご購入は専用サイトからお申し込みください
※入館料には、すみだ和ガラス館で使える300円クーポンが含まれます